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厚着はカゼをひきやすい



秋の空気になり朝晩冷え込む事も多くなりました。季節の変わり目は子ども達のカゼも心配です。

「子どもは風の子」という言葉のとおり、一昔前は寒風の中を半ズボンで走り回る子が多くいたような気がします。なかには年中半袖で過ごすといった猛者もいたような…

子どもが普段から厚着で生活しているとカゼをひきやすくなるといわれています。薄着で過ごすと自然の気温変化に身体が慣れ、自律神経が刺激されることで免疫力(ウイルスに対抗する力)が高まります。また厚着で過ごしていると放熱反射が強まり、体熱を出そうとして余計に冷え込む事にもなります。厚着で動きにくいと運動量も少なくなり代謝も落ちることも心配です。

薄着といっても襟元が開いた服やお腹や背中が出ないようにご注意してあげてください。身体全体が冷えてしまうことになります。子どもはすぐ汗をかきますので、自分で脱ぎ着できる衣服選びや着替えの練習も大切かもしれません。

急激な気温変化の時や体調が悪い時は別にして、大人の衣服マイナスニ枚!薄着に挑戦してみましょう。


2014.10 くすのき瓦版掲載 「子どもの元気はたからもの」より

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